内視鏡検査のご案内
Medical department
内視鏡検査とは
内視鏡検査とは、先端に小さなカメラとライトが付いた細いスコープを体の中に入れて、体の内側の様子をモニターに映し出しながら直接観察する検査です。バリウムを使ったX線検査と違い、粘膜の状態をそのまま目で見て確認できるため、小さな病変も見つけやすいという特徴があります。
検査の途中で気になる部分が見つかった場合には、組織の一部を採取して詳しく調べたり(生検)、ポリープなどをその場で切除したりすることもあります。
当院では、目的の異なる2種類の内視鏡検査を行っています。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
食道・胃・十二指腸を観察する検査です。当院では、より細いタイプのスコープを使用していますので鼻から入れて検査をしますが、ご希望があれば口から入れることもできます。
のどの内視鏡検査(嚥下内視鏡検査/VE)
鼻からスコープを入れて、のど(咽頭)の動きを観察する検査です。胃カメラのようにスコープが喉を通過する点は同じですが、目的は「食べ物を飲み込む機能」を調べることにあり、胃や食道の中までは観察しません。むせる・飲み込みにくいといった症状のある方が対象です。
※鼻からの検査(経鼻内視鏡)や鎮静剤の使用が可能かどうかは検査の種類によって異なります。
内視鏡の専門医がおります
鼻からの胃カメラ「経鼻内視鏡」を使用しています
当院は『経鼻内視鏡』を使用し、胃カメラ検査を行います。
鼻から細いカメラを入れるので、口からの検査に比べて「オエッ」となりにくいといわれています。
※感じ方には個人差があります。
土曜日にも内視鏡検査をお受けいただけます
平日はお仕事や家事などでなかなか時間が取れない、という方のために、土曜日にも内視鏡検査のご予約をお受けしています。
ご自身のご都合に合わせて、無理のない日程をお選びください。
※検査は事前予約制です。土曜日の受付時間・予約枠については、お電話にてお問い合わせください。
こんな症状がある方は胃カメラをご検討ください
胃の痛みやみぞおちの不快感が続く
胃もたれ、胸やけがある
食欲がない、体重が減った
のどのつかえ感がある
黒っぽい便が出た
ピロリ菌に感染している、または除菌したことがある
40歳以上で、これまで一度も胃カメラを受けたことがない
こんな症状がある方はのどの内視鏡検査(VE)をご検討ください
食事中にむせることが多くなった
飲み込みにくさや、のどに食べ物が残る感じがある
食後に声がかすれる、痰がからむ
誤嚥性肺炎を繰り返している、または予防したい
症状がなくても検査をおすすめする理由
胃がんや大腸がんは、初期の段階では自覚症状がほとんど出ないことが少なくありません。症状が出てから受診すると、病気がある程度進んでから見つかるケースもあります。
そのため、40歳前後を目安に、症状がなくても一度は胃カメラ・大腸カメラを受けておくことが一般的にすすめられています。ピロリ菌に感染している方や、ご家族に胃がん・大腸がんの方がいる場合は、より短い間隔での検査が推奨されることもあります。
※検査の適切な間隔は、症状や既往歴、家族歴によって一人ひとり異なります。目安の頻度については、診察時に医師にご相談ください。
※のどの内視鏡検査(VE)は、むせる・飲み込みにくいといった症状がきっかけで行うことが多い検査です。症状がない方への定期的な実施は一般的ではないため、ここでは胃カメラについてのみ記載しています。
内視鏡検査のメリット
-
● 病変を直接、目で確認できる
X線検査などでは分かりにくい、粘膜の細かな変化まで直接確認できます。
-
● その場で詳しい検査や処置につなげられることがある
気になる部分が見つかった場合、組織を採取したり、小さなポリープを切除したりすることが、検査と同じタイミングでできる場合があります(胃カメラ)。
-
● がんなどの早期発見につながる
症状が出る前の早い段階で、病変を見つけられる可能性が高まります(胃カメラ)。
-
● 飲み込みの状態を具体的に把握できる
実際の食事の様子を映像で確認できるため、飲み込みの機能がどの程度保たれているかを具体的に把握できます(のどの内視鏡検査)。
検査を受けるにあたって知っておいていただきたいこと
事前の準備が必要です
胃カメラは、検査前の食事制限など、検査の種類に応じた事前準備が必要です。
多少の負担を伴うことがあります
スコープを挿入する際に、違和感や張り感を伴うことがあります。
ごくまれに合併症が起こることがあります
出血や、ポリープ切除を行った場合の穿孔(せんこう)など、まれに合併症が起こることがあります。検査は医師が状態を確認しながら慎重に行い、万一の際は速やかに対応いたします。
鎮静剤を使用した場合は当日の制限があります
鎮静剤を使用して検査を行った場合、検査当日の車の運転などが制限されることがあります。
のどの内視鏡検査には観察できない範囲があります
飲み込む瞬間はのどの粘膜でカメラが覆われるため、その一瞬は映像が見えなくなります。
また、口の中や食道の中までは観察できません。
事前予約について
内視鏡検査では事前予約が必要です。まずはお気軽にお問い合わせください。